2013-09-29(Sun)

という研修会に行ってきました。
日本小児科学会が主催している研修会で
今年で4年連続参加しています。
基本的には保育士さん向けのお話が多いのですが、
大変、勉強になります。
毎年6人の講師の先生の講演があるのですが、
いずれも時間が短すぎて、
もっとお話をききたいものばかり。
毎年おもしろいのが、小児神経が専門の平岩先生のお話。
発達障害や自閉症のこどもを日頃相手にしているのですが、
その相手にする方法は、普通のこどもにも十分通用する、というお話。
難しく言うと、
「自己決定権はこどもに行使させつつ、主導権は簡単には渡さない。」
こどもは自分で決めたルールは守るので、
「〜しなさい!」「〜してはだめ!」
ではなく、
「〜してくれると嬉しいな。」
と言ってみる。
それをしたら、当たり前のようにほめる。
それをするということは、自己決定により行ったことなので、
ほめられると次からは自分でするようになる。と。
ほめることは蓄積される。
蓄積されることが行動を変える、と。
叱られることは蓄積しない、慣れるだけ。
といっても我が子をすぐにほめると
おだてるようになってしまうかもしれないので、
まずは「ありがとう」からはじめてみましょう、と。
僕も子育てをしていますので、
非常に耳の痛い言葉もありました。
クリニックにいらっしゃる方の中には
少なからず子育てに悪戦苦闘している方がいます。
そういう方々に
なにか子育てのアドバイスをする上で
役に立つような気がいたします(^^)。
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2013-09-23(Mon)
やっぱり、時々いらっしゃいます。
「すみません、こんなことで来てしまって。」
・・・いえいえ、何でもご相談ください。
僕がクリニックのホームページで
小児救急のことをあれこれかいてて、
「熱や嘔吐だけでは君津中央病院にいかないでねえ」というふうに
書いているので誤解されているのかもしれません。
君津中央病院は3次救急病院なので、軽症で受診してはいけません。
その逆で、開業医は重症患者は診られない代わりに、
どんな些細なことでも快く対応させていただきますので、
なんでもご相談くださいね(^^)。
熱だけ、嘔吐だけ、大歓迎!
極端な話、病気のことじゃなくても、雑談でも構いません。
(あ、お代はいただきますけどね ^^;。)
何でもお気軽にご相談ください。
2013-09-23(Mon)
先日、こんなことを言われました。
「水曜日はここが休診だったので、
お父さんのところにいってきちゃいました。」
・・・へ?
お父さんのところ?
って、まだそう思っていらっしゃる方がいるのね(^^;)。
木更津駅近くの大和にある山田医院の山田先生は
僕の父親ではありません!
たまたま山田先生も小児科医なので、
勘違いされる方が時々いらっしゃいます。
息子さんもお医者さんで、
今度現在の山田医院の前に新しく建て直して
ご一緒に開業されるそうです。
地域に若い先生が出てきてくれると
(ちょこっと)先輩開業医としては頼もしい限りです。
2013-09-19(Thu)
皆さん、こんばんは。
こどもを寝かしつけると一緒に寝てしまうので、
ブログを書くのはどうしてもいつもこんな時間です(^^)。
結局17日(火)は、クリニック開院後の2番目の
患者さんの多さでした。
台風が日本に秋を運んできて、
朝晩がぐっと冷えるようになりましたので、
風邪をひかないように気をつけてくださいね。
さて今日(18日)は、
午前中は人間ドック(中央病院で)に行き、
午後は、保険医講習のため千葉市に行ってきました。
日本は皆保険制度にて医師は基本的に保険医なのですが、
国は様々な法律によって
その保険医に対して講習をする義務があるってご存知ですか?
僕は今回初めて知りました(^^;)。
保険を使って医療を行う際、
様々なルールがあるわけで、
全ての医療行為が保険がきくわけではないのです。
今回は2時間半の講演でしたが、
次回は「個別指導」といって
実際に保険点数が高い患者さんに対して
個人的に指導をして、保険の適正な使用を教えてくれるようです。
ちょっとドキドキしますねえ(^^;)。
でも、昔はカルテを持っていって指導を受けたようですが、
電子カルテの現在はどうやってカルテを持っていくのでしょう?
まさかパソコンをもってこいとは言わないと思うのですが・・・?
2013-09-15(Sun)
昨日の14日(土)は大混雑でした!
長時間、待っていただいた方、本当にすみません。
受診せずにお帰りになった方、本当にごめんなさい。
結局、全ての診療が終了したのは14時半を過ぎていました。
いつもの土曜日より多くの患者さんがきた(土曜日新記録!)のと、
小児外科医である僕でしか診ることができない患者さんが
他院から2人も送られてきたことが原因です。
実は他にも診察依頼があったのですが、
それもかなり時間がかかりそうだったのと、
小児外科医じゃなくても治療できそうな疾患だったため、
他の病院に行っていただきました。
本当にごめんなさい。
できることはできるだけやりたいと考えていますが、
優先順位の高い患者さんの診断治療に時間がかかってしまうと
どうしようもありません。
かといって、風邪や発熱の患者さんの説明に
手を抜くのは本末転倒ですので、
今後も昨日みたいなことがありましたら、
ご容赦ください(^^;)。
連休は台風が関東地方に直撃するようですね・・・。
17日(火)は混雑しそうだなあ・・・。
2013-09-06(Fri)
9月になり、クリニックは閑散としています。
台風がくるまではこんな感じなんでしょうね。
おそらく、1年でもっともガラガラな1週間になるでしょう。
ま、ずっと忙しかったので、ちょっと骨休めです(^^)。
さて、インフルエンザの予防接種の予約が始まりました。
まだあまり予約が入っていないので、宣伝です。
12歳までのお子さんは1ヶ月間隔で2回接種する必要があります。
11月以降は大混雑が予想されます(初回&2回目の患者さんがきます)ので、
早めに1回目の接種をしたほうがよいと思われます。
親御さんもご希望があればお子さんと一緒に接種しますので、
親御さんの名前で予約を入れてくださいね。
予約はネット予約(順番予約のサイトから)のみとし、
ネット予約がうまくできない人は直接来院して予約をしてください。
その他のこと(同時接種できる?お値段は?)などは
クリニックのHPにいろいろと書きましたので
みてくださいね。
http://www.yamadakodomo-clinic.com/
ご不明な点は院長に直接メールで質問してもOKです。
yamadakodomo-clinic@quartz.ocn.ne.jp
よろしくお願いします。
2013-09-04(Wed)
今日も一日暑かったですね。
クリニックは一日中、ガラガラでした。
さて、今日は嬉しいことがありました。
自分のライフワークとして、
この地域の小児救急医療を守るために
夜間休日の中央病院のかかり方について
保育園で講演を開始して7年目になりますが、
今年の2月から、
中央病院の母親学級に出向き、
10分間だけお話させていただくことにしました。
(母親学級は妊婦さんの拘束時間が長いので、
必要最小限だけお話させてください、と10分だけお話してます。)
お子さんがいる人が、皆保育園にあずけるわけではないですからね。
10分だけなので、
中央病院小児科の現状
(現在6人で当直をまわしていること、
当直は熟睡できることは皆無で、
当直明けでも帰宅することができないこと)と
こどもの発熱に対する考え方
(発熱は生体防御反応であるため怖がる必要はなく、
発熱だけで夜間休日に病院に行く必要はほとんどないこと)
を手短にお話しています。
勝手に押し掛けて、勝手に話をしているだけなので、
どれだけの人が話を聞いて理解してくれているのか
全くわかりませんでした。
しかし。
今日クリニックに来院したお母さんは
「中央病院で先生の話を聞きました。
熱ぐらいだけで夜中に中央病院にかかりたくないなと思って
(念のため今日、つれてきました)。」
手間暇かけてまいた種が
少しずつ芽が出てきていることを感じ、
とても嬉しかったです。
中央病院の母親学級には
毎月第4月曜日に開催されるものだけ
顔を出してお話させていただいています。
今後も続けていくつもりです。