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2015/08
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来週からインフルエンザ予防接種予約受付開始です。
今週も1週間が終わりました。

夏休み明けでしたが、

今週も多くの患者さんがいらっしゃいました。

まだヘルパンギーナの流行は続いていますが、

手足口病はほとんど見なくなってきましたね。

今週になって急に寒くなってしまったので、

それで風邪を引いたお子さんが多かったような感じです。


10月からインフルエンザ予防接種が始まります。

それに伴い、9月1日からネット予約を受付開始します。

あ、予約しなくても通常の診察時間帯に来てくだされば、

いつでも接種します。

予約時間は火曜日、金曜日の13時半から14時と

土曜日の14時から16時半までです。

これまでのインフルエンザ予防接種は

A型が2つ、B型が1つはいった3価のワクチンでしたが、

今年からB型が2つになり、4価のワクチンとなります。

(インフルエンザB型にもちょっと効きがよくなるはずです。)

それに伴い、仕入れ価格が上昇しますので、

当院でも去年の価格より値上がりして、

1回目3500円、2回目3000円とさせていただきます。

6か月以上のお子さんに接種可能であり、

12歳までは4週間隔で2回接種する必要があります。

付き添いの親御さんも接種OKです。

よろしくお願いします。

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時間外選定療養費が始まります。
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最近、君津中央病院では

写真の張り紙がされるようになりました。

10月1日から夕方5時から翌朝8時までに

救急外来を受診した小児(中学生以下)の軽症の患者さんから

診療代金とは別に5400円を徴収するという内容です。

発熱ぐらいで中央病院に夜かからないでくださいね、ということです。

軽症の定義は診察している医師にゆだねられていますので、

同じ疾患でもお金を取られる場合と取られない場合が発生するかと思います。

なんでそんなことを始めるのかというと、

中央病院の小児科医を守るため、です。

まず大前提として、中央病院は夜間に外来をやっていません。

夜間に診察するのは

その時間に診察しなければ、

患者さんの命に係わる可能性がある場合に限られます。

そういう最後の砦の場所を守るためには

軽症で来院しないようにしていただきたいのですが、

実際に多くの軽症の患者さんがやってきます。

電話で問い合わせをしてくれるのはまだよいのですが、

風邪や熱で夜中に直接来院された場合、

医師は診察しなければいけない義務が発生します。

もちろん、直接来院してしまう親御さんの気持ちは理解できます。

要は不安なんですよね。

このまま朝まで様子を見ていいか、判断ができない。

地域によっては、24時間小児科医がきちんと診てくれるところもありますが、

それは小児科医が多い地域に限られます。

木更津地域はどうかというと、極端に医師の数が少ない地域であり、

小児科医はさらに少ない状況です。

そういう地域の親御さんは

お子さんが夜具合が悪くなったときに

気軽に病院に行ってはいけない、のです。

朝まで様子を見てもよいのか、病院に行った方がよいのか、

親御さんがこどもの病気に対する知識を持つことが重要となります。

すごーく簡単に言うと、

「熱だけ」「嘔吐だけ」で

夜中に病院に行かなければいけないことはまずありません。

解熱剤がないから、吐き気止めがないから夜に病院にいく必要も全くありません。

もちろん、

夜間急病診療所は夜8時から11時まで毎日やっていますし、

(こちらはもちろん、5400円は徴収しません)

こども急病電話相談というのがあり、

毎日午後7時から10時まで「#8000」にダイヤルすると

病院に行くべきか、相談にのってくれます。


他の地域でもこの時間外選定療養費を開始したところ、

夜間の軽症の患者さんの受診が激減しています。

この地域の最後の砦の小児科医を守るため、

もっとも有効な手段としてやむを得ず始まる時間外選定療養費。

皆さんはどう思いますか?

明日から夏休みに入ります。(8/16-23)
今日もお盆でどこのクリニックも開いてなかったようで、

クリニックは大混雑でした!

朝9時から5時間続けて診察を行って、

ちょっとへろへろです(^^;)。


今週はヘルパンギーナ24人、手足口病9人と

夏風邪祭りでした。

喉が赤くなくても高熱がでるお子さんは

時間差で赤くなってくるのかもしれません。

海やプールで体力を消耗すると

発症しやすいのかな、という印象です。

うがい手洗いを励行して、予防しましょう。


明日から1週間、夏休みをいただきますが、

本日8月15日(土)18時から22時まで

君津中央病院救急外来当番です(^^;)。

体調の悪いお子さんは、

その時間帯だけ電話連絡なしで診察Okですので、

よろしくお願いします。

お盆休みは大混雑!
去年もお盆休みはクリニックを開いていたのですが、

これほど混雑することはありませんでした。

今日は朝9時2分に午前の順番予約受付終了となり、

午前は49人診察。

午後も3時の段階で大行列ができており、

全ての患者の診察を終了したのが、午後7時48分。

全部で114人を診察しました。

おそらく去年は山田医院が開いていたのですが、

今年はどこも開いていないようですね(^^;)。

発熱するお子さんが大変多くなっていますが、

熱がでたばかりの場合は

すぐに連れてこないで、

1,2日自宅で様子をみていただけると大変助かります(^^)。

それから

8月15日(土)は午後6時から10時まで

君津中央病院の救急外来で診察します。

電話連絡なしで直接来院してもOKで

必ず診察しますので、

よろしかったらご利用ください。

暑さのピークは過ぎたようですね。
8月も1週間が終わりましたが、

暑さのピークは過ぎたようですね。

先週はヘルパンギーナ8人、手足口病3人、溶連菌1人と

夏風邪の病気の数は少なくなっている印象ですが、

それでも熱がぽんとでるお子さんが多いようです。


ヘルパンギーナや手足口病になったとき、

帰省してもよいかとか、

親戚のこどもに会わせてもよいのか、とか時々聞かれますが、

熱が下がっていれば問題ないでしょう、とお答えしています。

それは、熱が下がればうつさない、という意味ではありません。

感染力が強いので、熱が下がってもうつしてしまうかもしれませんが、

例えばそれは逆にもらってしまうかもしれないということであり、

この時期はお互い様なんだと考えた方がよいという意味です。

ヘルパンギーナや手足口病は免疫はつきませんので、

毎年かかるお子さんもいますから、

そのぐらいで親戚に会わせないということは、

毎年夏には会えない、ということになりかねないのです。

かかりたくない夏風邪ではありますが、

皆さんならどうされますか?

発熱ばかり!
暑い日が続いていますが、

皆さん、いかがお過ごしですか?

さてさて、発熱を訴えるお子さんが大変多くなっています。

といっても、ちょっと前まで流行していた、

溶連菌感染症やヘルパンギーナは

ほとんど見かけなくなってきました。

熱が出ているお子さんで、喉があまり赤くないお子さんが

多いんですよね~。

しかも風邪症状があるお子さんがとても少ない。

全然症状がなくて、熱だけというお子さんが多いのです。

お医者さんも、症状がないと原因はよくわかりません。

でもまあ、そういうお子さんには、

いずれにせよ、ウイルス感染症による発熱

(簡単に言うと、風邪症状がない風邪)

だと思いますので、

必要に応じて解熱剤を使いながら2,3日様子を見ましょう、と

お話しています。

4日以上熱が出るお子さんはほとんどいないようですね。

お子さんが突然発熱した場合、

ご心配ならすぐに連れてこられてもOKですが、

食事ができているようであれば

2日ぐらいは自宅で経過観察するのもよいかもしれません。


それから突然熱が出ると

「熱中症では?」と心配される方がとても多くなっています。

そういう環境(炎天下で水分をあまり摂らずに過ごした、とか)でなければ

常識的にはウイルス感染症による発熱であることが多いと思いますので

ぐったりするようなことがなければ

自宅で様子を見てもよいかと思います。

プロフィール

やまだこどもクリニック院長

Author:やまだこどもクリニック院長
小児外科医として18年間働いた院長が、地域の子供たちのために頑張ります!

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