2016-05-29(Sun)
今週も1週間が終わりました。
今週はだいぶ患者数が落ち着いた感じがします。
おたふく、溶連菌はちらほらでていますが、
大流行という感じではないですね。
ご存知の方も多いかと思いますが、
先週、埼玉県吉川市で
16人いた校医のうち10人が一斉に辞任したという
報道がありました。
今年の4月から運動器検診というものが学校検診に追加され、
これまでの検診と比較して
大幅に時間がかかることが見込まれましたので、
そのせいだったのでしょうか?
僕も校医をやっていますが、
校医というものはある日突然お願いされます。
基本的には内科医、小児科医が請け負っています。
特に事前に指導などはなく、
学校から日程の打ち合わせがあり、
その日に行って、養護の先生と簡単な打ち合わせをしてから行います。
運動器検診というのは、小中学校のお子さんがいる親御さんは
ご存知だと思いますが、
事前に問診票のようなものが配られ、
お子さんの体でどこか気になるところ、動きがおかしいところがないか、
親御さんが気になるところを記入します。
それをもとに、担任、養護教諭が校医に
見せるべき内容なのかをチェックし、
必要に応じて学校検診の時に校医がチェックします。
僕が行った学校では
思いの外事前のチェック機能が働いて
検診はそれほど余計に時間がかかるという印象はありませんでした。
ただ、校医が受け持っている人数って
本当にばらばら。
木更津市は現在27人の校医がいますが、
少ない人は100人未満、多い人は900人以上の児童、生徒を
受け持っています。
(ちなみに僕は、今年度は4校、562人。)
医師の年齢は十分に加味するべき要素ではありますが、
もう少し、人数調整したほうがよいのじゃないかなあ、
などと思っています。
僕は今年は学校検診は5回あり、
休診日だけではさばききれないので、
5月31日午後は休診にして学校検診に行きます。
よろしくお願いします。
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