2016-07-30(Sat)

というわけで、
クリニックを休診にして
うちの看護師さんと学会に参加してきました。
小児に関わるいろんな職種の人が発表してて
大変刺激的な学会です。
一番面白かったのは
ランチョンセミナーの食物アレルギーのお話でしたね(^^)。
僕は開業するちょっと前から食物アレルギーのことを
勉強し始めたのであまり感じませんでしたが、
食物アレルギーの予防、診断、治療は
この10年で劇的な変化を遂げているようです。
食物アレルギーは血液検査ができますが、
クラス3では6割、クラス6でも2割のお子さんが
食べても症状がでない、ということです。
僕もクリニックで言っていますが、
血液検査は参考にしかならないんですね。
それから食物にもよりますが、
アレルギー反応が出ても
3歳までに50%、6歳までに70-80%が
食べられるようになるのだとか。
もちろん、最初に食べてみるのは自宅ではなくて
何かあった時のことを考えて
負荷試験という名のもとに病院で食べてみる、
というのがよいのですけどね。
それからキウイアレルギーの人でも
グリーンキウイがだめだからと言って
ゴールドキウイがだめとは限らないとか。
カリフラワーにアレルギーがある人は
ブロッコリーも食べられないとか。
いろいろとあるんですね~。
他にも病児保育の話とか
小児在宅医療の話だとか
学校での学習支援の話とか
小児救急医療の話とか。
いろいろと刺激を受けて参りました。
今後の診療に少しでも還元できるよう、
頑張ります(^^)。
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