2018-06-24(Sun)
今週も1週間がおわりました。
夏風邪が多くなってまいりましたねえ。
今週は手足口病4人、ヘルパンギーナ5人でました。
溶連菌が少し落ち着いてくるかと思いましたが、
今週も24人でています(^^;)。
何回もかかるお子さんもかなりいらっしゃいます。
扁桃が大きくて、かかりやすいお子さんもいますので、
一度かかったからといって安心できません。
発熱、咽頭痛、発疹を認めたら
溶連菌の検査をした方がよいかもしれません。
ただ、手足口病やヘルパンギーナも
発熱、咽頭痛が主訴となります。
溶連菌の治療には抗生剤が必要ですが、
手足口病、ヘルパンギーナは抗生剤が不要ですので、
しっかりと鑑別を行い、
抗生剤が必要な場合のみ、抗生剤を処方していますので、
よろしくお願いします。
それにしても
治癒証明を出せ、という保育園は
もう少し考え直してもらえないですかねえ・・・。
溶連菌は抗生剤を内服開始後24時間経過し解熱したら
登園することは可能です。
それは診断確定時に親御さんに説明すればすむことです。
熱がさがった時間を親御さんが嘘をつけば
それを医師は見抜くことはできません。
元気になってから治癒証明をもらいにきて
他の病気をもらって帰ってしまっては
本末転倒です。
ごく一部のマナーの悪い親御さんのために
多くの正直な親御さんが馬鹿を見るのは
いかがなものでしょうか?
すべての治癒証明は
子どものためになりません。
そんなの、必要ありません。
よろしくお願いします。
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