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2019/11
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「湿疹が出たら卵はダメ」?
学会2

今週も1週間が終わりました。

今週も連日大勢の方が来院されました。

当院は予約なしでインフルエンザ予防接種ができますので、

そのためなのですが、

それでも連日100人以上の方が来院されると

夕方6時を過ぎると結構お疲れモード(^^;)。

もちろん、それでもしっかりと気を抜かずに診療しています!

今週はインフルエンザ予防接種を309人の方に行いました。

13歳未満は4週間あけて2回接種が必要ですが、

すでに2回目の接種のために来院される方も多くいらっしゃいます。


「赤ちゃんに湿疹が出たら卵は食べさせちゃダメだよ」

と、どこかで言われたとお母さんが言っていました。

うーん(^^;)。

卵アレルギーは経皮感作(皮膚から卵の分子が入ってアレルギーの元をつくる)

がメインだから、という趣旨なのでしょうが、

それで卵を除去しなければいけない場合は

重症のアトピー性皮膚炎だけ、です。

普通の乳児湿疹や軽症のアトピー性皮膚炎というだけで

卵を食べてはいけない、というのはやりすぎです。

考え方なのですが、

食物アレルギーは食べてみなければ

アレルギーがあるかないかはわかりません。

いまだに「血液検査で卵アレルギーの数値が高かったから除去してください」

と指導しているところもあるようですが、

アレルギーの数値は傾向と対策でしかありません。

数値が高くても食べて大丈夫な子もいれば

数値が0でもアナフィラキシーショックを起こしてしまう場合があります。

最もしてはいけないことは、

食べて大丈夫なものを除去してしまうことです。

食物アレルギーは量に依存しますから

乳児で初めて食べる食品は少量で開始し、

少しずつ増やしていくが基本です。

今は1歳で約1割のお子さんが

何らかの食物アレルギーがあると言われています。

何かを初めて食べさせる場合は

かかりつけ医がやっている平日日中に食べさせてください。

食物アレルギーの症状は様々ですが、

多くの場合は食べて30分以内の蕁麻疹です。

何かあったら早めに受診してください。



今日は幕張で開催された小児アレルギー学会に参加してきました。

新しい知見を取り入れて

明後日からの診療に役立てたいと思います(^^)。

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プロフィール

やまだこどもクリニック院長

Author:やまだこどもクリニック院長
小児外科医として18年間働いた院長が、地域の子供たちのために頑張ります!

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