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2020/12
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コロナが流行してきましたね・・・。
今週も1週間が終わりました。

今週は比較的混雑が少ない1週間でしたね。

まだまだインフルエンザ予防接種は残っていますので

接種を希望される方はクリニックまで来院してください。

年末は12月28日(月)まで診察を行い、

年明けは1月4日(月)から通常診察開始となりますので

よろしくお願いします。


さて、コロナがまた流行してきましたね・・・。

市内の大学でもクラスターが発生したり、

中学校でもぱらぱらと発生してきています。

何度もこのブログで説明していますが、

お子さんが発熱した場合、

大人の家族に発熱している人がいなければ

その発熱がコロナの可能性は極めて低いと考えてください。

大人の方でお仕事している方が

発熱してしまうと結構大変なことになってしまうようですが、

大人で発熱したり、体調が悪い場合には

まずは自宅で安静に過ごしましょう。

PCR検査は医師会で火曜日、木曜日の午後に行っていますので、

検査を希望される方はかかりつけ医までご相談ください。


ただ、変異株がイギリスで見つかり、

すでに日本にも入ってきていることから

今後の医療関係は大変なことになることが予想されます。

ウイルスが変異するのは想定内ですが、

ウイルスが生き残るためにより感染力が強くなっていることが

予想されるためです。

来年予定されているコロナの予防接種の効果も

ただでさえよくわからないのに

変異株に対応できているかもわかりませんからね。

それじゃあ、こういう状況で

一般のみなさんが何ができるのかというと、

入院加療が必要な病気や怪我をしない、ということになります。

例えば、持病がある方は定期受診を欠かさない、

病気がない人は健康診断、人間ドックをしっかりと受ける、

車を運転するときは健康状態に注意する、などです。

おそらく日本も医療崩壊が起きることが予想され、

がんや脳卒中、交通事故などでも

きちんと診療してもらえないことが予想されます。

千葉県は特に医者が少ない県なので、なおさらです。

急に入院加療が必要な緊急事態になった場合に

その患者さんがコロナの可能性が少しでもあれば

受け入れることができなくなってしまいます。

そういう患者さんを受け入れてくれる病院は

すぐに患者が溢れてしまうことでしょう。

コロナが落ち着くまでは数年かかると考えられています。

この数年間が今後の日本の医療のあり方を

決めると言っても過言ではありません。

忘年会をしないなどコロナにかからないような努力も大事なのですが、

それ以外にも医療崩壊を防ぐためにできることがあります。

よろしくお願いします。


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アルコール消毒は大事ですが・・・。
今週も1週間が終わりました。

12月20日(日)は休日当番医で

12月23日(水)は予防接種外来をやっていたので

7日間働き続けました(^^;)。

さすがに疲れていたようで

昨日の午後のインフルエンザ予防接種外来中、

座ったまま寝ていました(^^;)。

今日はゆっくり休んで

明日からの1週間に備えましょう

まだまだインフルエンザ予防接種は在庫がありますので

年内は予約なしでもできそうです。

接種を希望される方は

通常診察時間帯に母子手帳を持って来院してください。


さて、今週になって気づいたのですが、

例年より手荒れがひどい幼稚園児が多い感じがします。

おそらく集団生活で頻回のアルコール消毒をしているせいでしょう。

アルコールは水分をとばしてしまいますから

頻回に行うと手ががさがさになってしまいます。

もちろん、全くやらないというのは難しいのですが、

登園時、お昼ご飯の前ぐらいに行えば

十分ではないかなと思います。

一番大事なことはマスクと頻回の換気です。

普段手荒れなど無縁のお子さんも

冬期だけでも朝晩保湿クリームを塗って

手荒れを予防してあげてください。

コロナの予防接種、受けますか?
今週は明日当院が休日診療所となり、

今日は臨時休診なので、

今週も1週間が終わりました。

もうあまり接種する人はいないのかなと思いますが

インフルエンザ予防接種はまだまだありますので

接種を希望される方は来院してください。


さて、新型コロナウイルスの予防接種が

国民全員に無料で接種できることが決まりました。

優先順位はつけられるかと思いますが、

いずれこどもにも接種はできることになりそうです。

さて、お子さんに接種しますか?

何を言っているかというと

現在臨床試験(試しに接種してみて副反応の具合をみる)は

18歳以上にしか行われていません。

それでも結構、他のワクチンに比べて

体調が悪くなる人が多くでています。

それから今作られているワクチンの中で

これまでに作ったことがないmRNAワクチンというものがあり、

どんな副反応がでるのか、予想するのが困難です。

こどもはコロナに感染しても重症化する可能性は少なく

おそらく学会は小児に接種することは推奨しないのでしょうね・・・。

それからうちのようなクリニックで

接種できるのかどうかもよくわかりません。

mRNAワクチンは-70度で運搬、保管する必要があります。

冷蔵庫ではたった5日しか持ちません。

-70度の冷蔵庫を各クリニックが買うというのは

現実的ではないので

やるとしたら完全予約制で

接種する前日に持ってきてもらうのでしょうね。

体調不良などで直前キャンセルがでたら

クリニックがそのワクチンを買うということになるのかしら・・・?

しかも1バイアルで5-10人分らしい・・・。

うーん。

やりたくないなあ、そんな予防接種(^^;)。

心配しすぎ。
今週も1週間が終わりました。

予約なしでのインフルエンザ予防接種は

その後殺到することもなく

予定通り在庫を消費しつつあります。

来週の納入予定も決定し、

なんとか12月はこのままいけそうです。

まだまだ1回目というお子さんも大勢いらっしゃいますが、

8歳までのお子さんは

どうにか2回接種していただければと思います。

1回だけだと1ヵ月程度で抗体が落ちてしまい、

これから流行するのであれば

その時期には抗体がないことになってしまいかねません。

9歳以上は1回でもよいという海外の報告があるので

今年は1回でもよいかと思います。


さてさて

近隣の学校でも児童、生徒が

コロナに感染したという報告がちらほらと出てきました。

僕が知るかぎりでは

濃厚接触者であるお子さんがコロナ陽性になっており、

そうではないお子さんがコロナ陽性になったという報告はありません。

それがどういう意味なのかは

現時点ではよくわかっていないのですが、

常識的にこどものコミュニティでコロナが自然発生する可能性は極めて低く

親御さんが発熱していなければ

お子さんの熱や咳がコロナが原因であるはずがありません。

「兄弟が咳をしているから、咳をしていないこの子が学校にいけない」

なんてことはあってはいけないことです。

コロナに対して過剰な反応をするあまり、

本来の学校の目的である教育の機会を奪うことは

決してあってはなりません。

医者に責任を押しつけたいのであれば

どうぞご勝手に。

医者がこどもを診察して

コロナかどうかなんてわかる道理がありません。

教育関係者のみなさん、

どうか冷静な対応をお願いします。

プロフィール

やまだこどもクリニック院長

Author:やまだこどもクリニック院長
小児外科医として18年間働いた院長が、地域の子供たちのために頑張ります!

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