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2021/01
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がらがらでーす!
今週も1週間が終わりました。

いやー、毎日がらがらでございます。

朝も午後も並んでいる患者さんが

一人もいないこともありますから。

毎年1月は患者さんが少ないのですが、

この少なさはコロナが流行してきたことと

無関係ではないんでしょうね。

市内の介護施設でもクラスターが発生しましたし、

千葉大病院でもクラスターがでて大変なようです。

当たり前のことですが、

マスクは予防にはならず、人にうつさないための道具です。

自分がかからないようにするためには

不要不急の外出は控えることと、手洗いを励行することです。


医療機関では

2月下旬からはじまるコロナの予防接種の希望者アンケートが

取られています。

接種する、しないは本人の判断なので

希望者はどうぞ、なのですが、

医療関係者はしっかりと接種しましょう!

mRNAワクチンという人類が初めて遭遇するワクチンですが、

コロナ対策の有効な一手となるはずです。

うちのクリニックは僕を含めてスタッフ全員接種します。

副反応は出る可能性はあるかと思いますが、

それを上回る効果が期待できる場合は

仕方のないことなんだと思います。

今年は15歳までのこどもに接種することはできませんので

当院でコロナの予防接種をすることはありません。

まだどういった形でこの地域で接種をするのか決まってませんが、

「うちで接種します」と手を上げたクリニックに予約を入れて

接種する形になりそうです。

まずは我々がしっかりと接種をして

「大丈夫ですよ」ということを発信できればと思います。

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日本脳炎3回目、4回目はご遠慮ください。
今週も1週間が終わりました。

今週も1日60人前後と

比較的空いている1週間でした。

緊急事態宣言中だから、というよりは

あんまり風邪をひいているお子さんがいないのでは

ないのかな、と思います。

保育園で小学校でも

「兄弟が発熱したらきてはいけない」と

指示しているところがぱらぱらと見受けられます。

私立の保育園は百歩譲って仕方ないかと思いますが、

公立の小学校がそういうことをいうのはどうかな、と思います。

気持ちは理解できますよ。

万が一、クラスターが発生してしまっても

「うちはここまできっちりと管理していましたから」と

言いたいのでしょう。

でもね。

それで教育を受ける権利を剥奪しては

いけないんですよ。

兄弟が発熱しても

親御さんが発熱していなければ

それがコロナの発熱である可能性は

極めて低い、と考えるのが妥当です。

発熱したときや、体調が悪いときは

しっかりと休みましょう、で十分なのではないですかね?



さて、先週のブログで

日本脳炎の予防接種が予約なしではできなくなると

かきました。

で来院した親御さんに複数回聞かれたことですが、

「2回目と3回目はどのくらい間隔があいても大丈夫?」と。

通常は1年間をあけて接種をしますが、

それが2年あいてしまったら効果がないのか・・・?

それは、正直よくわかりません。

お医者さんが知っているのは

適切な接種間隔だけであり、

どのくらい間があいても大丈夫かどうかは

知らないのです。

今、日本脳炎の1回目は生後半年からできるようになり、

3回目を1歳で接種するお子さんが多いのですが、

それでも4回目は、これまで通り9歳です。

3歳から接種を開始して4歳で3回目を接種しても

4回目は9歳です。

1回目を生後半年で接種したお子さんと

3歳で接種したお子さんは

3回目と4回目の間隔が2年以上違うのですが、

それでもよいということです。

じゃあ、2回目と3回目が2年あいても問題ないのかな、とか

思っていたりします。


あ、土曜日の9時から1歳以上の日本脳炎の予約ができますが、

知ってか知らずか、3回目、4回目の予約を

入れている方が複数いらっしゃいます。

こちらから連絡すると

「じゃあ、責任を取ってくれるのか!」と

怒り出す親御さんがいらっしゃるので

(こちらに全く責任がないのに怒られると心が折れます)

こちらから連絡することはありませんが、

どうか1回目、2回目の接種をスムーズに行うために

予約を入れないようにしてください。

間違えて予約を入れた方は

どうかキャンセルをしてください。

予防接種は集団免疫がとても大事なものです。

自分の子だけ免疫がつけばよいという話ではありません。

ご理解、ご協力をお願いします。


日本脳炎ワクチンが予約なしで接種できなくなります。
今週も1週間が終わりました。

ずっと1日あたり50人前後の患者数で

比較的空いている時間が多いです。

保育園に通っていて熱がでると受診を指示されるようですが、

当たり前ですが、来院してもコロナかどうかは判別できません。

未就学のお子さんですとコロナのPCR検査もなかなかできないことが多く

(やってくれる施設もあるようですけれど)

基本的には家族に発熱者がなければ

コロナの可能性は極めて低いですよ、と説明しています。


さて、以前もありましたが、

また日本脳炎に出荷調整がかかってしまいました。

注文した分だけ納入されない、ということです。

大変申し訳ありませんが、

1月18日(月)からは

予約なしでの日本脳炎予防接種は

お断りとなります。

1歳以上のお子さんで接種を希望される場合は

順番予約のサイトから

土曜日の9時からの枠に予約を入れてください。

(3月の予約枠は2月1日から受付開始となります。)

ただし、

1回目、2回目の接種を優先としますので、

3回目(追加接種)、4回目(2期)の予約は

ご遠慮ください。

ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、

よろしくお願いします。


また緊急事態宣言がでましたねえ。
今週も1週間が終わりました。

例年、年明けはがらがらなのですが、

例年通り、がらがらの1週間でした。

ぱらぱらと胃腸炎のお子さんがいました。

インフルエンザは全くでていません。

(流行していないので、検査をしていないだけなのですが。)

インフルエンザ予防接種はまだありますので

接種を希望される方は通常診察時間帯に来院してください。


さてさて、1都3県に緊急事態宣言が発令されましたね。

しかし、遅い。

すべてに後手後手。

冬にコロナが流行するなんて

誰でも予想できたことなのにねえ・・・。

当然、宣言が出された直後は

通勤している人の数も減る様子を見せず。

夜の飲食店には20時閉店を要請し

これで店を閉めるところが増えるでしょうねえ。

しかも宣言解除の目安がステージ3まで患者数が減ったら、と。

ま、3ヵ月はかかるでしょうね。

医療が逼迫しているからと言っていますが、

逼迫している原因は2つで

1つはコロナが2類感染症のままだから。

もう1つは医療構造の再編をさぼっていたから。

重症者が増えているから、ではないのです。


今、PCR検査で陽性になったら入院しなければいけないし、

(PCR陽性が必ずしもコロナにかかっていることを意味しませんよ)

自宅待機にした人もしっかりとケアしなければいけないという

2類感染症だからやらなければならないことがありすぎて

医療が逼迫している一因になっていることは間違いありません。

もちろん、5類感染症(インフルエンザと同等)に下げれば

一時的に亡くなる人が増えることになるのは間違いありませんが、

それは医療体制を守るためにある程度仕方がなく、

どなたか偉い人が責任を取ってやめていただければよい話であって、

このままだと、ちゃんとした医療をしていれば助かった多くの命が

犠牲になりかねません。

コロナで亡くならなければ、他の病気や怪我で亡くなってもよいわけじゃないのです。

体調が悪い大人は、仕事せずに自宅待機してくださいね。


医療体制に関しては以前から言われていることで

医者の専門分野も含めて国がある程度制限して

必要な専門分野の医者を育てたり、

その地域に必要な病院を国が作って、

必要な医者を集めることをしなければいけないのに

日本は好き勝手に自分の専門分野を決めて

好き勝手に自分の都合のよい病院を建てられるので

コロナの受け入れをできる病院がとても少ないのです。

その分、風邪をひいたらいつでも自分の好きな病院で診てもらうことができますが、

(それって日本独特の珍しい医療体制です)

いざ感染爆発だ、なんて時は全く機能しなくなるのです。

もちろん、こういう状況に対応できる医療体制というものは

風邪をひいたぐらいでは簡単に病院にかかることができない体制でしょうから

きっと日本では定着しないのかと思いますけどね。


あと、マスコミの報道も悪い。

コロナは季節性インフルエンザとほぼ同様の感染症だとわかってきており、

(高齢者の死亡率はインフルエンザより高いものの、

インフルエンザで毎年亡くなっている人の数とトータルではあまり変わらないようです)

マスコミが報道しているショッキングな出来事

(自宅療養していたら亡くなった、入院したらあっという間に亡くなった、など)は

多かれ少なかれ、インフルエンザでも毎年起きていることなんだと思います。

それをああやって報道すると

「ああ、コロナはインフルエンザと違って恐い病気なんだな」

という刷り込みが国民にされてしまい、

必要以上に怖がったりしてしまうように感じます。

(結局副作用ではなかった、子宮頸がんワクチン接種後に

倒れた女の子の時と同じ報道姿勢。最悪です。)

実際に少しの風邪症状や倦怠感、発熱で

「不安だから」と救急外来を訪れる人が大勢いるようです。

(事実、先週の夜間急病診療所勤務の時もいました。)

「マスコミが報道していることを鵜呑みにしない」って

結構難しいことなのかと思いますが、

正しい情報をキャッチする力をつけることが

結局自分の家族や自分自身を守ることにつながるのかなと思います。



プロフィール

やまだこどもクリニック院長

Author:やまだこどもクリニック院長
小児外科医として18年間働いた院長が、地域の子供たちのために頑張ります!

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