2021-08-29(Sun)
デルタ株流行中につき
当面の間、MRさんの面会は原則禁止とします。
よろしくお願いします。
当面の間、MRさんの面会は原則禁止とします。
よろしくお願いします。
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パパときどき院長平成25年4月8日から、木更津市ほたる野でこどもクリニックを開業します、院長の山田です。 小児医療のことから、飼い犬のボストンテリアのことなど、 院長が何気なく思っていることをつぶやいていくつもりですので、よろしくお願いします。(^^)。 ![]()
2021-08-28(Sat)
今週も1週間が終わりました。
比較的空いている1週間でしたね。 予防接種で来院される方が多かった感じです。 発熱するお子さんが少なくなったのは 夏休みのせいなんでしょうねえ。 富津市では夏休みを延長することが決まったようですが、 木更津市は通常通り2学期が始まるようです。 コロナのデルタ株の感染力は尋常ではないので いろんな人と接触することが多い高校生から感染が広がり、 中学生、小学生と徐々に広がってくるのは間違いないですね。 まず、お子さんが発熱した場合、 現時点ですぐにコロナを疑うのは間違いです。 こどもは成人とは異なり、いろんな理由で発熱します。 小学生のお子さんはコロナの人が学校にいなければ 通常は違う、でよいかと思います。 (家族が発熱したら、検査しましょうね。) 中学生の場合は、行動範囲が広がりますので 発熱した場合はコロナの検査をしてもよいかもしれません。 コロナの検査もそうじゃない検査も お医者さんが保険診療で検査をするのは 「その病気を疑う」から検査をするのです。 よくこのブログでも書いていますが、 「保育園で検査してきてくださいといわれました」は 全く保険診療のシステムを理解していない暴言です。 保育園の感染症の流行状況は 診断の補助になるので教えていただきたいのですが それで検査をするかしないかは 保険医の判断になるのです。 コロナの検査はさらに厳しい縛りがあり、 必ずひとりひとりレセプトに 「検査をした理由」を記載しなければなりません。 「発熱したから心配で検査をした」なんて 保険で切られてしまいますので そういう理由では検査はできません。 基本的には 1) コロナの濃厚接触者に該当する場合 2) コロナの人と接触した可能性が高い場合 に検査をします。 濃厚接触者は症状がなくてもPCR検査をしますが、 それ以外の人は検査の精度が落ちますので 37.5度以上の発熱がないと検査はできません。 これだけデルタ株が流行すると 濃厚接触していなくても感染する可能性がありますので 学校や保育園でコロナの人がでてしまって なおかつ発熱したきた場合は コロナの検査をしてもよいかと考えています。 どうしたらよいか迷う場合は、電話でご相談ください。 コロナの検査を希望されるお子さんは クリニックに入ることはできませんので、ご注意ください。 コロナのPCR検査をする場合は 結果が出るのが翌日になります。 結果が出るまではご家族もコロナ濃厚接触者と同等の行動制限がかかりますので ご注意してください。 (お願いですから結果がでるまで、お仕事も含めて外出しないでください。) よろしくお願いします。
2021-08-22(Sun)
新型コロナウルスのデルタ株が猛威を奮っています。
水痘と同じく空気感染するようなので 電車の中ではマスクなんかしてても うつしまくっているのでしょうね・・・。 あまりにも濃厚接触者が増えてしまったので 保健所は濃厚接触者に対してPCR検査をすることをやめました。 保健所の負担が過大になっているので これは仕方のないことでしょう。 それに伴い、当院に問い合わせが殺到していますが、 現時点で当院ではPCR検査は行っていません。 しかし、これはまずいですね。 こどものPCR検査なんてなかなかやってくれませんからね。 濃厚接触者だけでも当院でPCR検査ができるよう、 現在画策しております。 詳細が決まりましたらお伝えしますので しばらくお待ちください。 基本的に検査を希望する方は クリニックには入らず、 車の中で検査をさせていただこうかと思います。 濃厚接触者で37.5度以上の発熱を認めた場合は 市販の抗原検査キットでもいいかと思います。 その場合、「陰性」とでたら陰性ですが、 「陽性」とでたら陽性かもしれないので 必ずPCR検査を受けて確認しましょう。 (「コロナにかかっていない人が陰性と出る確率」と 「コロナにかかっている人が陽性と出る確率」が異なるため、 発熱者が陰性とでればまず間違いなく陰性ですが、 陽性とでてもPCRで陰性とでる場合が結構あるのです。) さて、学校は通常通り始まるのでしょうか? 緊急事態宣言が延長になった関係で あちこちの自治体で夏休みが延長されています。 せめて学校関係者は優先して コロナの予防接種を受けてほしいところですが、 今更そんなことをいっても始まらないでしょう。 子供の場合、 今できる最も大事なことは 「不織布マスク」をつけることです。 布マスクやウレタンマスクをつけるなんて なんの意味もありませんからね。 学校が始まったら あちこちでクラスターが発生するのは もう時間の問題です。 濃厚接触者は PCR検査をするまでは感染者扱いなので 最大で2週間は外に出ることができません。 症状が何もなければ PCR検査をして陰性確認ができれば隔離解除となります。 たまたま金曜日に濃厚接触者になったら 仮にPCR検査ができたとしても 結果が判明するのは月曜日になるので それまでは自宅待機になります。 自分のこどもがいつそうなっても慌てないように いろいろとシュミレーションをしておくとよいかもしれませんね。 手指消毒、頻回の手洗いを励行して 予防に努めてください。
2021-08-08(Sun)
今週も1週間が終わりました。
今週も比較的混雑した1週間でしたね(^^;)。 連日午前中は11時前に 受付終了のLINE@を流しておりますが、 1ヵ月に流せるLINE@は今のところわずか8回で すでに5回流しています。 夏休みあけは流せなくなる可能性がありますので ご注意ください。 午前中に診察を希望される場合は 9時までに並ぶか、 9時ちょうどにネットで順番予約を取るのがよいかと思います。 高熱が長引くお子さん、 微熱が長引くお子さん、 発熱し、一度下がってからまた発熱する、 インフルエンザのような2峰性の熱が出るお子さんもいます。 1歳以上では多くの場合、 「熱が続いている」からと病院にかかる必要はありません。 (でも発熱5日以上は一度受診した方がよいと思います・・・。) 熱以外で気になる症状があれば そのまま様子を見ていいかどうか、診察を受けましょう。 1歳未満の場合は 風邪症状がひどくても 食欲があってミルクがちゃんと飲めるようであれば あまり心配ないので 急いで病院に行く必要はないかと思います。 RSウイルスによる細気管支炎という病気は 多くの場合、1歳未満で喘息のような症状がでるのですが、 特に症状がなくても、全く飲めなくなって動かなくなってしまったら 細気管支炎を発症している場合がありますので 急いで受診しましょう。 さて当院は 8月10日(火)から17日(火)まで 夏期休暇を取らせていただきます。 8月19日(木)より 通常診察開始となります。 8月21日(土)は 学会参加にて休診の予定でしたが、 学会がWeb開催されることが決定しましたので 午前9時から12時まで通常診察を行います。 よろしくお願いします。 (このブログのコメント欄からお子さんのことで質問する場合には 必ずお子さんの年齢(1歳未満は月齢)と名前を記入してくださいね。)
2021-08-01(Sun)
今週も1週間が終わりました。
今週も比較的混雑した1週間でしたね。 2年前の7月と比較して 来院患者数はほとんど変わらない状況です。 違うのは 2年前は手足口病やヘルパンギーナなど 夏風邪のオンパレードでしたが、 今年はそういう夏風邪の患者さんは一人もおらず、 おそらくRSウイルスによる風邪症状は発熱の患者さんばかり、 ということです。 1歳以上の体力があるお子さんに関しては RSウイルスは風邪のウイルスと同じ意味になります。 上に兄弟がいる1歳未満、特に生後3ヵ月までのお子さんは いつの間にかRSウイルスをもらってしまっていることがあります。 RSウイルスの怖いところは そういう小さいお子さんが具合が悪くなる可能性があるところにあります。 (RS以外の風邪ウイルスではそういうことはほとんどありません。) 生後3ヵ月までのお子さんがひゅーひゅー、ぜーぜーしたり、 急に飲めなくなったり、元気がなく動けなくなる場合は 急いでかかりつけ医を受診しましょう。 さて、みなさんは「かかりつけ医」とお持ちですか? まあ、こうやって僕のブログを読んでくださる親御さんは 当院がかかりつけ医としていただいている方が多いのかもしれません。 かかりつけ医を決めるのはあまり簡単なことではありません。 自宅近くの小児科がよいのかもしれませんが、 近隣4市は小児科医がとても少なく (「内科、小児科」はほとんど内科医ですからね) 予防接種のときの印象だけでかかりつけ医を決めるのは なかなか難しいかと思うからです。 以前からよくあるのが 一度発熱など具合が悪くなったときに 改善しないからと1-2日毎に違う医者にかかってしまうことです。 ただの風邪であれば、 どんな医者が診ても結果はあまり変わりませんが、 ただの風邪じゃ無かった場合に あとから診察する医者は結構困ってしまいます。 (後出しじゃんけんになるので、後で診た医師が名医なんですけどね。) 発熱初日から抗生物質を出す医者や 全然説明をしてくれずに処方する医者がいますが、 それぞれの医者が考えていることがあるはずなのです。 ひとつの病気(発熱だとか、風邪症状だとかが続いている場合)は 一人の医者(=かかりつけ医)に診てもらい、 それでも改善しない場合に、どういったことが考えられるのか、 今後どうなったらまた来院すればよいのかを しっかりと聞いてください。 僕は常日頃心がけていることは 発熱の原因が全くわからない状態で抗生剤は絶対に処方しない、 発熱が数日続いた場合に次にどうなったら来院するかを説明する、 風邪症状の原因が風邪である場合に 漢方薬以外の風邪薬が奏功することはないことを説明する、 などでしょうか。 小児科医の仕事は こどもの病気を治すことと親御さんの不安を取ることです。 どんな些細なことでもご心配なことがあれば 何なりと聞いてくださいね。 こどものかかりつけ医とは 「こどものどんな疾患にも対応し、最後まで責任をとる医者」です。 「対応する」は必ずしも治療ができることを意味しません。 (中耳炎や結膜炎や皮膚疾患は普通に治療しますけどね。) 自分が治療できないものは 治療ができる医師を紹介するのも「対応する」になります。 よろしくお願いします。 (このブログのコメント欄から質問する場合には 必ずお子さんの年齢(1歳未満は月齢)と名前を記入してくださいね。) |