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インフルエンザ予防接種のキャンセル発生中。
今週も1週間が終わりました。

今週はインフルエンザA型43人、B型3人でました。

局所的にB型が流行しているようですね(^^;)。

B型の人はみなさん同じ地域の方でした。

8月、9月にコロナにかかった人が

発熱してインフルエンザ陽性となる場合が

多い感じがします。

今週もコロナは0人でしたので

基本的にコロナの検査はしなくてもよいかもしれませんね。

抗原検査でよければ

コロナはインフルエンザと同時検査ができますので

同時検査ご希望の場合は申し出てください。


さて、

これだけインフルエンザが流行すると

すでにインフルエンザ予防接種を予約している方も

かかってしまって

ちらほら予約のキャンセルがでている状態です。

当院でインフルエンザ予防接種したかったけど

予約が取れなかったんだー、という方は

問い合わせていただければ思います。

(キャンセルは今週とか来週の話なのであしからず。)
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医師の働き方改革って誰得?
今週も1週間が終わりました。

今週はインフルエンザA型が37人でました。

コロナは0人でした。

インフルエンザ、大流行ですね。

インフルエンザ予防接種の予約をしたのに

インフルエンザにかかってしまった場合も

あるかと思います。

かかってすぐの予防接種は

十分に抗体があがっているので、

する必要がないかと思います。

かかってから1ヵ月ぐらいに接種すると

そのあとの抗体が長持ちすると思われますので

その場合は12歳までの通常2回接種ではなく、

1回接種でも十分かと思います。


さて、

あまり知られていないことですが、

来年の4月から医師の働き方改革が実行されます。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/ishi-hatarakikata_34355.html

まあいろいろと細かい話はあるようですが、

要は1週間の勤務時間を40時間とし、

それ以外は時間外勤務とするようです。

当直勤務は監督署の許可が下りない限り

時間外勤務に該当します。

年の時間外勤務の上限は960時間なので

月の平均80時間ということになります。

月の時間外勤務が90時間を超えると

罰則規定があるようです。

罰則で一番厳しいのは

「この病院は医師を長時間時間外労働させていますよ」

と名指しで公表されてしまうことのようです。

当直は約15時間勤務なので

これを時間外勤務としてしまうと

月に6回当直をすると

もう、土日に自分の患者の様子を見に行くための

休日出勤すらできなくなることになりそうです。

多くの病院は戦々恐々としており

たくさん医師を集めないと、と頑張っているようですが

結局病院の数が多すぎるので

どこの病院も医師が足りなくなる状況は目に見えています。

これは、僕の予想ですが、

近い将来、

中央病院で夜間に小児科医が

当直できなくなるのではないでしょうか?

夜、お子さんが具合が悪くなっても

「今日は小児科当直医がいません」

と断られるようになるんじゃないかと思います。

現場の医師はそんなことは望んでいないのに

一体誰のため、何のために働き方改革なのでしょうか?

極端に長時間時間外労働をしている診療科以外は

だれも得しない改革なのではないでしょうかねえ・・・?

ちなみにこれは勤務医の話であって

ぼくら開業医には関係のない話のようです。


咳止めがありません。
今週も1週間が終わりました。

今週はインフルエンザA型20人、コロナ2人でした。

あちこちで学級閉鎖が行われている状況です。

一般的には

インフルエンザの発熱が1日で治まることはありませんし、

インフルエンザは熱がでたら

翌日受診して検査をするものなので

翌日も高熱が続くようでしたら検査をする、でも

よいかもしれませんね。


報道されているので

ご存じの方も多いかもしれませんが

風邪薬、特に咳止めが品薄状態です。

順番に品切れとなっている状態であり、

現在は錠剤の咳止め(アスベリン、メジコン)と

五虎湯が品切れです。

え、漢方薬の咳止めも品切れなの?と思うのですが、

大人であれば、

「錠剤の咳止めがなければ漢方薬の咳止めでも飲んでおきましょう」

となるのかもしれませんね(^^;)。

ちょっと前は

アスベリンシロップだったり、ホクナリンテープが

ありませんでした。

順番になくなっては、復活している状況です。

喘息の薬などで長期投与されている方は

こういうご時世ですので

1ヵ月分ぐらいの処方でお許しいただければと思います。

よろしくお願いいたします。


インフルエンザにかかったら予防接種する?
今週も1週間が終わりました。

今週はインフルエンザA型18人、コロナ8人でました。

なかなか見分けはつかないのですが、

インフルエンザにかかった場合、

前日に熱がでて、

翌日クリニック来院時に熱が下がっているお子さんは

ほとんどいませんね。

コロナは1日で下がってしまうお子さんが結構います。

臨床的に見分けることはできませんが、

熱の出方である程度、見分けることはできます。

ご心配でしたら

一回の鼻綿棒で

コロナとインフルエンザの両方の検査ができる

抗原キットがありますので、ご利用ください。


さて、

インフルエンザが大流行している中で

インフルエンザ予防接種が始まりました。

まだ、かかっていないお子さんは

早めに接種しましょう。

(といっても、当院は10月は予約でいっぱいです(^^;))。

よく聞かれるのが

「インフルエンザにかかってしまったのですが、

インフルエンザ予防接種はした方がよいのでしょうか?」

という質問です。

インフルエンザワクチンというのは

A型2種類、B型2種類入っていますので

今後、来年春までに

B型のインフルエンザが流行するのであれば

接種する意味はあるかと思います。

ただ

流行するかしないかを予測することは大変困難であり

お医者さんとしては

「接種をしておいた方が無難ですよ」

という言い方になります。

すでにかかってしまった方でも

接種する意味はあるかと思いますのでご検討ください。


プロフィール

やまだこどもクリニック院長

Author:やまだこどもクリニック院長
小児外科医として18年間働いた院長が、地域の子供たちのために頑張ります!

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