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2024/02
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同じ病院に行きましょう。
今週も1週間が終わりました。

今週はインフルエンザA型1人、B型33人、

コロナ10人でました。

インフルエンザB型が大流行しています。

その一方で

コロナもインフルエンザも溶連菌もアデノも

何もひっかからなくて熱が続くお子さんも増えています。

基本的にはウイルス感染症による発熱で

心配ない場合が多いですが

38度以上の発熱が5日以上続いて

ご心配でしたら、一度受診してください。


さて、

当院は毎週水曜日がお休みです。

火曜日の夜に発熱して

水曜日に当院ではなく他院を受診して

何となく抗生剤を処方されて、内服し、

その後、熱が下がらないと当院を受診される方が

少なからずいらっしゃいます。

発熱の見方は医者によって様々です。

発熱の初期に抗生剤を処方する医者の気持ちは

僕には全く理解できません。

発熱初期に抗生剤を飲ませることは

子どもの世界では禁忌です。

初期の発熱に対して抗生剤が効果がある場合は

溶連菌感染症のみであり、

溶連菌が否定できれば、抗生剤は飲むべきではありません。

熱が続いたときに小児科医が考えることは

その発熱がウイルス感染症なのか、細菌感染症なのか、

あるいはそれ以外の入院加療が必要な病気か、です。

ウイルス感染症か、細菌感染症なのかは

血液検査をするとある程度鑑別がつきますが、

抗生剤を飲んでしまうのと

血液検査の炎症反応の数値が低く出てしまい、

お子さんの状態を正しく把握できません。

一番最悪なのは

発熱初期に抗生剤を処方されてしまい、

抗生剤を内服しているお子さんが風邪をこじらせて

肺炎になってしまう場合です。

肺炎は通常、外来で適切な抗生剤を内服させることで

入院することなく治癒することがほとんどですが、

抗生剤を飲んでいるお子さんが肺炎になった場合、

その肺炎は間違いなく抗生剤が効かない肺炎なので

入院していただく必要があります。

毎年1人ぐらいそういうお子さんがいて、

前医が抗生剤を処方してしまったことをお詫びして

入院していただいています。

発熱初期で受診したこどもに抗生剤を処方した医者は

その熱が下がらなかったらどう責任をとるつもりなのでしょうか?

発熱して他院から薬をもらい、

熱が下がらなかった場合は

必ず同じ医者を受診してください。

熱が出て、すぐに病院にいかなければいけない病気なんて

ないと思います。

親御さんが病気に対する正しい知識を身につけ、

必要に応じて受診するよう、心がけてください。

よろしくお願いいたします。


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プロフィール

やまだこどもクリニック院長

Author:やまだこどもクリニック院長
小児外科医として18年間働いた院長が、地域の子供たちのために頑張ります!

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