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2020/02
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風邪で休日診療所に行きますか?
今週も1週間が終わりました。

保育園、幼稚園デビューしたお子さんが

体調を崩す時期でもあり、

それとは別に風邪で熱が長引くお子さんもあり、

喘息発作もあり、

結構ハードな1週間でございました(^^;)。

来週はどうなりますことやら・・・。


さて、皆さんは

風邪で休日診療所を受診しますか?

「日曜日にやっている病院なんだから

普通に受診するのが当たり前でしょ?」と

考えているのであれば

ちょっと待ってください。

今のところ、木更津市の休日診療所は

内科医、小児科医の善意に基づいて行われています。

やって当たり前、ではないのです。

そもそも、風邪をひいたときに風邪薬なんて必要ないです。

自宅で様子をみていれば、普通は大丈夫。

「他の地域では普通に診てくれるのになんで

この地域は普通に診てくれないの?」

それは千葉県が全国で3番目に医師が少ない県であり、

その中でもこの地域が極端に医師が少ない地域だからです。

2016年1月現在、「休日診療所をやります」と手を挙げている施設は

木更津市22施設、君津市15施設、

袖ケ浦市18施設、富津市13施設あります。

木更津市は冬は2つ休日診療所をたてるので

年に4回は順番が回っています。

他市で休日診療所なのに「小児を診ない」施設は

君津市6/15施設、袖ケ浦市10/18施設、富津市5/13施設もあるので

小児を診てくれる休日診療所にはこどもが殺到します。

(個人的には4市でそれぞれたてるのではなく、

4市68施設が順番で2つずつたてればよいかと思いますが、

政治的にそれは実現することは難しいようです。)

うちのクリニックは診察人数が1日100人を超える日が

年に何回もあるのでだいぶ慣れてきましたが、

それでも100人越えは体力的に辛いのです。

ご高齢の院長先生はもっと辛いはずです。

それでも平日はよいのです。

それをやりたくて、開業したわけだから。

風邪のお子さんをきちんと診察し、

次にどのような状態になったら病院に来るべきか、

このぐらいだったら病院にこなくてもよいかもね、

などと話をすることができます。

でもね。

休日診療所に風邪のお子さんがくると

「明日でいいんじゃないのかな〜」と思ってしまいます。

何が言いたいかっていうと

この地域は、休日に「不安だから」と病院を受診しては

いけない地域なのです。

個人的には、夜間急病診療所にこどもを連れて行くのも

どうなのかな、と思います。

(すごく具合が悪い時は、中央病院に行きましょう。)

解熱剤なんて、こどもの発熱ですぐに使う必要はありません。

風邪薬なんて、なんの役にも立ちません。

どうか普段からかかりつけの先生ときちんと話をして、

こどもの病気の正しい知識を持つことにより、

この地域の医療をみなさんが守ってください。

お願いします。


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Re: タイトルなし
コメント、ありがとうございます。

一般的に頭の中に病変があるような頭痛や

検査をすると原因が特定できる頭痛は

これまでに経験したことないような痛みから始まり、

朝起きてから寝るまで痛みが続きます。

お子さんの場合は、まずは解熱剤(=痛み止め)で様子をみて

問題ないかと思います。

頭痛の頻度や程度がひどいようなら

片頭痛のことがあります。

6歳児でも片頭痛になるお子さんはいます。

その場合、漢方薬が効くことが多いですから、

クリニックまでご相談ください。

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Re: No title
コメント、誠にありがとうございます。

言葉が足らず、不快な思いをさせてしまい、申し訳ありません。
みなさん、お気楽に受診しているわけではないのでしょう。
不安で仕方がないのでしょう。
そのお気持ちはよくわかります。
ところが、今はお子さんが熱を出したり、下痢や嘔吐しても不安ではないですよね?
それなりに知識がついてくると、わかりますよね?
そうなんです。
受診のタイミングを知れば、不安が少なくなるのです。
僕は3年前から中央病院の母親学級で
お子さんが夜間に病気になったときは、熱だけ、嘔吐だけでは病院にいかなくても大丈夫、とお話させていただいています。
(10分しか話す時間がないので、詳細な説明はできませんけど。)
それ以外にもこうやってブログを使ったり、保育園で講演させてもらえるときに説明をさせていただいています。
少しでも病院が休みの日に初めてお子さんが病気になったときに不安にならないように。
少しでもこの地域の医療の特性を理解していただき、こどもの病気の勉強をしていただけるように。

風邪薬に関しても一人一人に「なぜ風邪薬が必要ないのか?」と説明を始めたら
1時間に4、5人しか診察することができません。
そこまで時間をかけて説明しても、納得しない人、怒り出す人もきっといるでしょう。
ですから僕は風邪薬を処方するとき、「風邪薬、いりますか?」とお聞きすることにしています。
そこでなにも言わずに「はい」という人には、なにも言わずに処方するのです。
時々「必要ないのですか?」と聞きかえす人がいるので、そういう人には説明をしています。
(効くか効かないかは関係なく、「風邪薬が欲しい」という人が少なからずいますから。)
なんども風邪薬を取りに来ている人や、風邪薬が効かないという人には
「あんまり効かないんだよね」と説明するようにはしています。
風邪をひいて病院にいったときの患者さんのニーズは人それぞれなので、全員に説明するのは現実的には難しいのです。

漢方薬が飲めれば早く治りますし、風邪は何もしなくて必ず治ります。
かかりつけ医の使い方は、風邪薬を出してもらうのではなく、風邪かどうかを判断してもらうことです。
多くの方が、医師から処方された薬に対して無条件に飲んでいるかと思いますが、
風邪薬として出された抗生剤を「風邪を治す薬」としか理解していない人が多くいます。
(未だに「この子は抗生剤で風邪が治るのです!」と言い張るお母さんもいます。)
医師の言っていることや、出された薬に対して、疑問を持たなければそこで終わってしまいます。
医師の方も、薬のひとつひとつに対して説明せず、「風邪だからこれ飲んでおいて」といって
薬を出しっぱなしにすることも、他の開業医では数多くあるようです。
そういわれたら、質問できませんよね(^^;)。
それに風邪薬に対して疑問を持て、というのは酷は話かもしれません。
僕はいろいろなことを考えて、なるべく疑問に思ったら質問しやすい環境づくりに努め、
なんでも話せる信頼関係が作れるように、これからも頑張っていきたいと思います。

ホームページにも書いてありますが、
こどもの病気の勉強会、呼んでいただければいつでもどこでも出張講演しますよ(^^)。
この地域のためにできることは、なんでもやりたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。
胃腸炎の潜伏期間について
いつもお世話になっております。

昨日は胃腸炎の娘を診ていただきありがとうございました。
あんなに何度も嘔吐していたのに、五苓散を注腸していただいた後は嘔吐することはなく、水分も取れるようになりました。あとは娘が回復するのを待つばかりです。

今心配しているのは、家族への感染です。
嘔吐物を処理した夫や私も(嘔吐物がついた衣類は捨て、汚れたところは塩素消毒し、何度も手洗いうがいしましたが)ですが、そばにいた上の子も感染・発症する可能性があると思うのでビクビクしています。
ちょうど今日からGWに入ることもあり、いろいろ出かける計画もありましたが、万が一出先で、特に上の子が突然嘔吐しはじめたらと考えると恐ろしく…。(娘もそうだったのですが、胃腸炎の嘔吐って突然はじまりますよね?)
どのくらいの期間発症しなかったらひとまず感染は免れたということになるのでしょうか?

それと、昨日の受診後に娘を実家の祖父母に預け、私は仕事に戻ったのですが、世話をしてくれた祖父母も感染する可能性はありますか?受診後は嘔吐することはなかったのですが、抱っこしてもらったり、おしっこのおむつを替えてもらったりはしています。

4月から子どもたちを保育園に入れ、私も仕事に復帰し、家族みんなで1ヶ月がんばってやっと迎えたGW。
子どもたちも親もとても楽しみにしていたので、娘がすっかり元気になったら、できるだけ計画していたお出かけ等を実現したいと思っていますがいつから可能かなぁと思い、質問させていただきました。
教えていただけると助かります。よろしくお願いします。
Re: 胃腸炎の潜伏期間について
コメント、ありがとうございます。

五苓散、効いたみたいでよかったです(^^)。

胃腸炎の潜伏期間は一般的に1−2日です。

実家のおじいちゃんおばあちゃんは5月1日までに発症しなければ大丈夫でしょう。

同居している家族に関しては、お子さんがいつまでうつすのか、

ということが問題になります。

胃腸炎は嘔吐物や便からだけではなく、咳などで飛沫感染でもうつります。

娘さんがすっかり元気になってから丸2日様子を見て大丈夫なら、

おそらく大丈夫かと思います。

素敵な GWが過ごせるよう、お祈りしています(^^)。
No title
ご返答いただきありがとうございます。

咳などからも感染するのですね。それは油断していました。
保育園に通いはじめてからずっと咳とくしゃみ、鼻水が出ており、今も相変わらず出ています。
完全に予防するのはなかなか難しそうですね…。

今日は娘はすっかり元気になり、お粥やうどんなどを食べられるようになりました。

ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
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プロフィール

やまだこどもクリニック院長

Author:やまだこどもクリニック院長
小児外科医として18年間働いた院長が、地域の子供たちのために頑張ります!

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